UVカットパーカーは生地選びが大事です。
デザインが良くても安くても、効果がなく紫外線を透過するようでは意味がありません。どんな生地のパーカーを選んだら効果が高いのか?その他にパーカーの効果を高める方法を調べてみました。
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効果の高いUVカットパーカーのヒミツは鏡効果
UVカットパーカーはおもに2種類あります。
紫外線吸収剤が生地に吸着させてある
光を乱反射する微粒子を化学繊維に織り込んである
の2つです。
綿に代表される天然の繊維には一般的な加工の時に紫外線が吸収剤を付着させることでUVカットの商品を作ります。
この方法は昔からある技術で手軽に行えますが、洗濯を繰り返すうちに紫外線吸収剤が剥がれ落ちるというデメリットが有ります。
購入して1年でもう着ないというのであればいいと思います。
吸収剤の塗布方法や技術品質に大きく左右されますし、効果が目に見えないのでどの商品が効果が高いのか?がわかりづらいですね。
もう一方の化学繊維の場合。
実は、酸化チタンや特殊セラミックを化学繊維に織り込むことでuvカットする物があります。
これら酸化チタンや特殊セラミックには、紫外線を乱反射するという特性があります。
そのため衣服が鏡のような役割をすることで皮膚まで紫外線が通過しないというメリットがあります。
(大きなUVカット帽子で横顔や首を紫外線から守る方法もあります)
さらにこの化学繊維に微粒子を織り込む加工の場合には、洗濯による吸収剤の剥落が起こりづらいというメリットも有ります。
つまりUVカットの効果が落ちづらいというわけです。
どちらのUVカットパーカーも効果はあるのですが、生地に吸収させる方法に比べ、光を乱反射する微粒子を繊維に織り込むほうが、まだめりっとがあります。
それは紫外線以外も乱反射してくれるというメリットです。
鏡効果は衣服の中の温度が上昇しづらい 熱中症対策にも
紫外線以外の太陽光を乱反射してくれると衣服内の温度が上昇しづらいというメリットが有ります。
紫外線が強くなる4月以降は熱中症対策も必要な時期です。体温上昇→発汗→脱水症状→熱中症ということがかんたんに起こります。
体温上昇は熱中症に直結する問題でもあります。
熱中症対策としても繊維に太陽光を乱反射する素材を織り込んでいるパーカーは役に立ちそうです。
さらに言えば、乱反射するというメリットが衣服を透けにくくなるので女性にとっては下着が透けないなど、うれしい効果も期待できますね。
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UVカットパーカーの効果を高めるその他の方法
UVカットパーカーは化学繊維に太陽光を乱反射する素材を織り込んでいるものがオススメです。
ところが、乱反射したUVが顔にあたる可能性があります。顔は衣服を纏えず無防備です。顔に直接当たるUVを少しでも減らすため日焼け止めは必ず使うようにしたいですね。
それ以外にも効果を高める方法を挙げてみました。
○色に注意する
紫外線を通さない色はズバリいいますと黒です。
ところが黒は熱がこもりやすいというデメリットも有ります。
紫外線を防ぐことが出来たとしても体に熱がこもってしまっては熱中症になってしまいます。最近は、黒でなくてもUVカット効果が高い素材があります。
素材が問題ないなら黒以外もOKです。
○通気性と重ね着を考える
通気性があるということは、生地の折り目に隙間があるということです。
隙間があるというのは、光が通過しやすいということでもあります。
通気性はある程度ないといけません。しかし通気性が良すぎるものの場合、重ね着でUVカットを考えるのがいいでしょう。
○日傘
頭や首などもUVにさらされていますので、日傘はなるべく使うようにしましょう。女優さんたちは外でのロケの時には必ずと言っていいほど使っていますね。
○日焼け止め
地面からの照り返し。
UVはこれも注意しなくてはいけません。ですから日焼け止めはかならず使うようにします。日焼け止め以外の色素沈着、黒ずみ対策をするなら、こういった対策も必要ですね。↓
○UVカットスプレー
UVカットパーカーにも使われている紫外線吸収剤がスプレーで販売されています。少しでもUVカット効果を高めたい場合には、パーカーにふっておくとUVカット効果が高まります。
おすすめuvカットパーカーのまとめ
化学繊維のuvカットパーカーのほうがメリットが大きいです。
生地選びに注目する
→化学繊維に乱反射する微粒子を織り込んでいると鏡効果
衣服の中の温度上昇が抑えらえる
→衣服が透けづらい嬉しい効果も
色に注意する
→黒はuvカット効果が大きいが、衣服内の温度上昇しやすい。時期による、熱中症に注意。素材によって、黒以外もUVカット効果が高いものが有る。
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