ラクダも隔離されたMERSに効果があるマスク!感染経路と対策はコレ!

[記事公開日]
[最終更新日]2015/06/09

スポンサーリンク

mask-467738_640韓国やアジアでも広がっている中東呼吸器症候群(MERS)。
残念ながらまだワクチンはありません。

症状が重症化すると死に至るというMERS。しかし、どうやって感染するかは、正確にわからないのが実情です。依然としてワクチンはありません。

1週間に韓国と日本を数百の飛行機が往復しています。有効な治療・予防法は確立されていないため感染経路を把握しマスクなどの適切な対策が必要となりますね。

効果のあるマスクであるN100マスク、空気清浄機が効果があるのか?などの記載は、記事中盤から後半にかけてあります。

スポンサーリンク

厚生労働省のHPからわかること

厚生労働省のHPにはMERSのことについての記載があります。

既にわかっていることは

○MERSの感染経路について分からない

ということです。(潜伏期間は5日程度とされています。)残念ながら、これは本当の話です。

そのため、2類感染症というレベルであるにもかかわらず、医療機関ではエボラ出血熱などと同じ1類感染症という最高ランク扱いでの隔離措置を取ります。

また、コロナウイルスであるMERSはワクチンがありません。

stethoscope-448616_640つまり対症療法のみでの措置となります。対症療法は、症状や人ごとで治療方法がその場その場で変わるということ。言い方を変えれば場当たり的です。

熱が上がれば解熱するように治療する。肺炎が起これば肺炎に対して治療をする。そして本人がMERSに対して免疫をつけていくのを待つという流れになります。

2012年には既にMERSは認識されております。昨今のニュースなどで御存知の通り、死亡者、感染者等が増加傾向にあり、2015年5月末に韓国での感染者拡大によって騒ぎになっています。

 

ただ感染者は、中東地域以外の国からの感染者の報告例は、すべて中東地域への渡航歴のある人、あるいはその接触者のみ。

いいですかすごく大事なのでもう一度いいますね。感染者は

○中東地域への渡航歴のある人

○中東地域への渡航歴のある人との接触者

です。インフルエンザのような人から人への感染は今のところ確認されていません。

実は、韓国と日本を結ぶ飛行機は1週間で数百本を超えます。2015年6月初旬には、感染者が乗った飛行機が韓国から除染されずに名古屋に到着したとのこと。

感染経路が特定できていないMERSで殺菌や除染などの措置が取られないまま日本へと飛び立った飛行機会社や政府には避難が殺到するでしょう。

MERSについてとりあえず知っておく

hands-460872_640日本ではまだ感染が確認されていませんが、今後その可能性はあります。

万が一の時、適切な対応をするためには、どんな症状になるかなどを知っておく必要があります。

潜伏期間

5日程度

症状

○発熱やせき

○息切れ

○高齢者など体力がない方、慢性疾患がある方は重症化することがある

○肺炎

○下痢

 

治療方法

ワクチンはまだ存在していない。

感染経路

感染経路は未だ解明されていません。

わかっていることは、中東地域への渡航歴があるか、その渡航歴がある人との接触者がMERSに感染しています。

致死率

過去の総数からは約30%。
2015年6月には40%と報道。

罹患すると、約3割以上の人が死に至ってきたという、かなり深刻な感染症であることがわかります。

2次 3次感染

2次感染については、過去の報告症例から判明しています。前述のとおり、渡航歴がある人と接触した人が2次感染をします。

そもそもラクダが感染源とされていることを考えると、過去に大流行したSARSとおなじく、動物に感染し突然変異を起こしたものが人への感染をするというパターンのようです。

動物と人はDNAが違うので本来は感染しません。ところが、ウイルスも突然変異を起こすと人に簡単に感染できるようになります。

ただし、いまのところ杜撰な対応をせず、しっかり感染者や感染見込者、接触者を隔離し、適切に対応すれば拡散することはありません。

スポンサーリンク



感染経路が特定できないが出来る対策を考える

hands-462296_640感染経路が確定していないとはいえ、人がウイルスに感染するには

飛沫感染

接触感染

くらいしかありません。地球の裏側のリオデジャネイロのウイルスに日本の新宿で感染することなどありえません。ニュースなどで専門家が注意喚起していますが、主に飛沫感染を避けるように気をつけるよう繰り返しています。

そのため主には飛沫感染、そして接触感染という感染経路を幅広く対応することがMERS対策になるということになります。同時にそれは風邪予防やSARSなど、その他の感染予防にもなるということです。

 

飛沫感染ってなに?

refreshment-438399_640飛沫感染とは、人がくしゃみや咳によって飛び散った飛沫に含まれるMERSウイルスなどが、周囲の人の目や鼻、口などの粘膜に直接触れることで感染が起こります。

口を手で抑えずにおもいっきりくしゃみする人。マスクもしないのに咳を勢い良くする方。よく見かけますよね。

くしゃみはかなりパワーが有りますので、数メートルは飛沫感染の可能性があります。咳も少々パワーは落ちますが、感染力は十分あります。

マスクをしていない人はほんとうに迷惑千万です。自分が飛沫感染源とならないためにはマスクが必要ですね。

31JAGukWu6L【引用 アマゾン  】

まずは、周囲に咳やくしゃみをしている人がいたらそばにいかない。飛沫を自分の粘膜にもらわないことが対策となります。

しかし仕事や通勤通学などでどうしても電車に乗らなくてはいけないなどの事態も起こります。インフルエンザはそうして飛沫感染していくのです。

MERSの2次感染者は中東への渡航者と接触した人に限られます。そういった理由から、2次感染の感染経路は、インフルエンザと同じく飛沫感染が疑われています。

接触感染ってなに?

hands-437968_640接触感染は手や粘膜に病原体に汚染された手指からウイルスなどが付着することで起こる感染です。

簡単な例は、嘔吐物を片付けている時に手に病原体が付着。手を洗ってもとれておらずそれが目をこすって粘膜に付着したり、便座やスイッチ、ドアノブなどを経由して菌が手などに付着するケース。

そこから食事の時などに口から体に取り込まれ感染するとういうパターンです。その他にわかりやすいものとして、はHIVの感染などもあります。

この接触感染を防ぐために効果の高い方法は

○マメに手を洗うこと

です。どこかで聞いたことがありますね(笑)インフルエンザや風邪予防と同じです。1次感染は中東への渡航者でした。

しかし、2次感染は渡航者と接触した人に限られます。そのため感染経路は1次感染者が触れたもの、嘔吐物、トイレの時、食事を作った時、咳やくしゃみをした時などです。その他には考えづらいですね。

MERS対策はコロナウイルス対策 SARS対策を参考にする

tax-739107_640MERSはコロナウイルスといって、形が太陽に似ていることからコロナウイルスと言われています。MERSはSARSと同じコロナウイルスです。

全く同じではないものの、新種のウイルスであるMERSはワクチンもまだないので似た属性を持つSARSから学ぶべき対策があります。

もちろんその対策はインフルエンザなどにも共通する方法です。

○飛沫感染を防ぐためにマスクを着用する

これは自分の感染を防ぐことと、万が一2次、3次感染した時にさらに自分が感染源になるのを防ぐという理由があります。

medications-257344_640韓国ではMERSが流行し、2015年5月末には2日で1年分のマスクが売れるという店も出てきました。もちろん品切れになってしまいましたので、手に入りづらくなっているようです。

○手洗いうがいを徹底的に行う

ことです。万が一手にMERSウイルスが付着してもしっかり手をあらうことで接触による感染の可能性を下げることが出来ます。

もちろんドアノブやキーボード、スイッチ、便座などウイルスが付着する可能性が高いところを重点的に除菌することでも接触による感染は低くなります。

※残念ながら感染経路が分かっていませんので、あくまで仮定での話ということになります。

ちなみに。ご存知のあのマスクは意味が無いですよ。

brown-18335_640花粉が飛び交う時期によく見かけるマスク。

あれは医療用のサージマスクと言って不織布マスクなのですが、飛沫感染を受けた時にはハッキリ言って意味がありません。

どうしてそんなことを言うのかといえば、

○ざるで水をすくうようなもの

だからです。サージマスクは医療用でも利用されていますが、浮遊しているインフルエンザウイルスを濾過できるほど細い目になっていません。

それはざるで水をすくうようなものなのです。ですからあくまで、自分がくしゃみや咳をしたときに飛沫して人に迷惑をかけない、感染源になるのを防ぐのが目的であるということなのですね。

wire-mesh-509117_640ではどんなマスクなら意味があるのか?それは外務省の海外安全のホームページにありました。MERSはまだ新種のウイルスで予防についてはSARSを参考にするのが現状では最適化と思われます。

学者さんたちのSARSについての講演会を参考にしてみたいと思います。

飛沫感染と空気感染の違いをもう少し詳しく申し上げますと、いわゆる空気感染は、直径5μ以下で粒子だけになっているものですから、空気の流れに乗ってふわふわ移動します。

一番多いものがこのdroplet infection 飛沫感染になりますが、これはウィルスなどの粒子が、例えばくしゃみの小さい鼻水や唾液といったもので回りを包まれれるので、直径5μ以上の大きさでちょっと重いものですから1m前後で地上に落ちてしまいます。

引用 外務省の海外安全HP 

これらのご発言から理解できることは、殆どの場合は飛沫感染で防げることが多いということですね。さらに言えば、飛沫感染は口から唾液などの水分を含んだ状態で撒き散らされます。

この時、水分を含んでいるという特性上、どうしても重くなるので空気中をふわふわ飛び回るというよりも、くしゃみや咳をした人の周囲にすぐに落ちる可能性が高いということです。

つまりくしゃみや咳をするならマスクをつければ感染源にはなりませんし、飛沫感染させられる可能性が劇的に減るはずです。

 

何かを素手で触ったら石けんで手を洗う。極めて簡単なことです。もし、手袋をして、何らかの患者さんの治療が終わった場合に手袋を外しても手を洗う。

汚れそうなことが予めわかっているようなときは、エプロン、手袋、それから、目に飛び散るようなことがある場合にはゴーグルをつけましょうということがあります。ふだんのときでも、危ないなと思ったら、こういうものを用意しておく必要があります。

引用 外務省の海外安全HP 

これは感染症の予防についてのコメントです。

ここまで一般家庭でやる必要はないかもしれませんが、医療機関ではここまでやってます。防護服がでてくるような事態は別として、これが最高水準の感染症の予防や対策だということです。

しかし、これは特別な何かをしているわけではありません。わたしたちにも出来ることであるというのが重要なところです。

何かを素手で触ったらすぐにせっけんで手を洗う。直接触らないように手袋をする。うがいも手洗いもセットで毎日行う。時間があったらマメにおこなう。

これは日頃から私達が言われていることでもあります。

最高水準の予防や対策が実は簡単なことであることに気づくことができれば、ある程度の感染症は防げる可能性が高まるということですね。

 

N95とかN100 といわれるマスクが話題になっております。医療用マスクとして高度なもので、これは 0.1~0.3 μ、コロナウィルスだとちょっとひっかかるくらいの粒子を 100%近くカットできるものがN100 です。

N95は、それを95%カットできるということで、かなり信頼度が高いもので、医療関係者にとっては必要なマスクです。

N100やN95は福島の原発での被曝対策として注目をあびたマスクです。医療用としてだけではなく、目の細かさから放射性物質を防げるのではないか、ということから注目が集まりました。

引用 外務省の海外安全HP 

実際のところN100などの高精度のマスクは目が細かく、さらにピッタリとしないと意味がありません。防じんマスクにも通じるものがあるのですが、息苦しさを覚えるのも事実です。

31JAGukWu6L【引用 アマゾン  】

画像はN100マスクです。見た目もゴツイですし、女性向けとはお世辞にも言えません(笑)

ところがあまりにひどいので、花粉対策や幹線道路沿いの喘息持ちの方などはこうしたマスクが手放せない方もいらっしゃいます。見た目などの実用性は若干低いとはいえ、生活の中で使えないものではありません。

空気清浄機は役に立つのか?

doubt-623847_640空気清浄機はPM2.5と言われる大きさの浮遊物や粒子の対策は可能です。ところがそれ以下になってきますと当然対応外になります。

フィルターで空気を濾過した時。ウイルスが付着したホコリやチリがフィルター交換時まで空気清浄機内にずっと残っていることになります。

それを考えれば、空気清浄機だけでウイルスの対策をすることは衛生面などを考えても実用的ではないと考えられます。

過度な期待はしないのがいいでしょう。

MERSの対策とマスクなど まとめ

gobi-739776_640○新種のウイルスのためワクチンはない

○感染経路もはっきりわかっていない

○飛沫感染が疑われるが接触感染の可能性もも捨てきれない

○飛沫感染と接触感染対策がベスト

○手洗いうがい励行する

○マスクをすることで感染源にならない

○高性能マスクをすることで感染リスクは減る

○高性能マスクは息苦しさを覚えることもある

○空気清浄機に過度な期待はしない

 

関連記事もどうぞ

コメントを残す




This blog is kept spam free by WP-SpamFree.