平成27年6月1日に道路交通法改正!自転車事故賠償金は保険で払える?

[記事公開日]
[最終更新日]2015/05/31

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bike-750048_640自転車は軽車両。小さくても車両だということを再認識しないといけません。
賠償金は思いのほか高額です。信号無視、傘さし運転、一時不停止、通行方向違反などの罰則が厳しくなります。

最近は、小学生の自転車事故も多いです。楽しい自転車が狂気に変わる瞬間があります。ご両親が気をつけなくてはいけませんね。

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自転車事故の内容と賠償金額は

 

引用 日本損害保険協会

事故例 賠償額9500万円

男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となった。( 神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決)

事故例 賠償額 9200万

男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等)が残った。(東京地方裁判所、平成20(2008)年6月5日判決)

これらの自転車事故に共通しているのは、走行するときに自分は自転車であるという立場を甘く見ていたということです。

一般的な意識というか感覚として自転車は車よりも弱い交通弱者です。ところが、対車であれば、許されるような不法行為が、相手が歩行者となれば自転車は軽車両。車両と人の事故となれば立場は大きく逆転します。

歩行者のほうが圧倒的に交通弱者です。

誰もが目にしたことがあると思うのですが、赤信号無視での走行、広い大通りの斜め横断、停止するべき場所での一旦停止無視、傘さし運転。

さらにもっとも厳しく取り締まっていただきたいのは、イヤホンなどで音楽を聞きながらの自転車運転などが目立ちます。これは高校生や中学生などの未成年、成人したオトナと範囲は幅広く見られます。

iphone-393080_640ほんとうに見ていて「危ない!」と思うケースを何度も目にしたことがある方も多いでしょう。スマホいじっていたりとかよく目にしますもんね。

車を運転されることが多い方は、何度かひいてしまいそうになったケースもあるかと思います。身近に体験しているケースも多いですよね

これら危険な行為に対して厳しく取り締まるという現れが、平性27年6月1日の道路交通法改正というわけです。

学校や職場、さらにはご家庭で何がダメなのか?もし事故にあったら、事故を起こしたらどうなるのか?会話の中で注意喚起していく必要があります。

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平成27年6月1日に道路交通法改正される内容は何か?

law-753482_640すでに平成25年12月1日施行の道路交通法では

○自転車の検査等に関する規定の新設
→ブレーキが適性に取り付けられているもの以外はダメという決まり

○軽車両の路側帯通行に関する規定の整備
→道路左側に設けられた路側帯だけに限定して通行することが義務付けられた決まり

が施行されています。平成27年6月1日に道路交通法改正される内容はこれらに加えて、

○自転車の運転による交通の危険を防止するための講習に関する規定の整備

が主な改正となります。内容を詳細に見ていくと

2回以上摘発された自転車運転者(悪質自転車運転者)は、3ヵ月以内の指定された期間内に講習を受けなければいないという事になりました。

つまり違反を警察から指摘された場合、2度めには講習を受けなくてはいけません。これは例外なくすべてだということ。
police-car-210674_640時々、道で二人乗りの自転車を停止させて警察がやりとりしているケースもよく見かけます。自転車だし俺達は未成年だから大丈夫。そんな甘い意識だとすぐに取り締まり対象となります。

また賠償責任も予想以上に重く、自己破産するケースも多くあります。子供が事故してしまった場合に親にその責任を追わせるケースがほとんどです。自分の知らないところで起きた事故が思わぬ結果を生むこともありますね。

道路交通法改正によって、自転車でも講習を受ける必要が出てきます。

講習受講の指導に従わなかった場合、5万円以下の罰金が課せられますが、5万円で講習受けることに従うかどうかはちょっと怪しい気もしますね(笑)

取り締まりが強化され、指導を受ける人が増えていくのは間違いないですね。

対応できるのは保険だけ?

wheelchair-749985_640自転車による事故の賠償には個人賠償保険という保険が使えます。

個人賠償保険は、個人の日常生活に関連して発生した、法律上の損害賠償責任を補償してくれる保険です。つまり、一般的な日常生活を送っている最中に起きた賠償事故を保証してくれるということであり、仕事中に起きた賠償事故はダメだということですね。

自転車事故には

○刑事上の責任

○民事上の責任

○道義的な責任

が発生します。

相手を傷つけてしまった賠償責任。相手の財産を傷つけてしまった賠償責任。そして自分もケガをしてしまったケガの治療保障。自転車保険は賠償責任保険と傷害保険が組み合わさってそれらをカバーできるようになっています。

また、自転車事故は、民事上の責任を負った場合に賠償金という形が取られます。その賠償責任をお金で支払うために保険が利用できるということです。

ところでこの自転車保険、個人賠償保険は、火災保険やカードなどに付帯していることも多く、重複で加入しているケースも少なくありません。

account-1778_640買い物をしていて子供が商品にぶつかってしまい、ガラスの商品を壊してしまったり、傘を持って転んでショーウインドウを割ってしまった!なんてケースにも対応することが出来る保険です。

ところが万が一の時の保険が使えないケースが出てきます。

それは保険対象者の範囲です。

自転車事故の賠償は同居の親族に限るなど保険の範囲が決まっているケースが有ります。またカードに付帯しているものはカード所有者本人に限るなどの限定されているケースも有ります。

自分の家族全員が対象だと思っていて保険加入はしていなかった。子供が自転車で事故を起こしてしまい、保険を使おうとしたら出なかった!そんなケースも出てきそうですね。

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